ChemCommに掲載されたオープンアクセスの総説が,アメリカ化学会の『Green Chemistry Highlights』で紹介されました。
- naoyuki shimada
- 5月23日
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脱水縮合によるアミド化結合形成反応/ペプチド結合形成に関するオープンアクセスの総説 (Chem. Commun. DOI: 10.1039/d4cc02994a)が,アメリカ化学会 (ACS)発行の Organic Process Research & Development で紹介されました。
Green Chemistry Articles of Interst to the Pharmaceutical Insustry
Org. Process. Res. Dev. DOI: 10.1021/acs.oprd.5c00050 (オープンアクセス)
アメリカ化学会グリーンケミストリー部会製薬ラウンドテーブル(ACS GCI PR)は,製薬業界における,グリーンケミストリーとグリーンエンジニアリングの統合促進を目的として2005年に設立されました。ACS GCI PRは,受託研究/製造機関,ジェネリック医薬品,関連するバイオテクノロジー企業を含む製薬企業で構成されています。
ACS GCI PRによる本論文では,ボロン酸触媒によるカルボン酸とアミンからのアミド結合形成反応が,製薬産業における環境調和型のグリーンケミストリー技術として取り上げられています。その中で,山本先生の先駆的な研究から始まり,これまで発展を遂げてきた一連の研究をまとめたものとして, オープンアクセスの Chem. Comm. の総説が紹介されました。
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