top of page

論文が Chem. Commun. に掲載されました。

更新日:2023年6月6日

 ジボロン酸無水物触媒によるアンモニア水溶液をアミン源とする第一級アミドの触媒的合成法に関する論文が,権威と歴史のある王立化学会発行の速報誌である Chemical Communications に掲載されました。


 当研究室の科目等履修生(外研生)の高橋那央也さん と 大学院相関理化学専攻修士1年の岩澤太陽さんが実験者として主たる貢献をした研究成果です。


 多くの医薬品構造中に含まれる第一級アミドを,安価で入手容易なアンモニア水を用い,環境調和性の高い方法で合成することに世界で初めて成功しました。本研究の鍵は,当研究が独自に開発に成功したDBAA触媒の利用です。DBAA触媒を用いることにより,従来不可能であった含水溶媒系での脱水縮合アミド化反応を実現することができました。本研究成果は,通説を覆す重要な知見です。


 

 


 
 
 

最新記事

すべて表示
学会発表を行いました。

第51回反応と合成の進歩シンポジウム(広島) で学会発表を行いました。 11月2日(日) [講演番号 1P-55(ポスター発表)] 新規含ホウ素多環芳香族炭化水素の合成 ◯嶋田 修之,長瑞季

 
 
 
大学院生が研究紹介を行います。

9月21日(日)に開催される, 日本大学文理学部秋季オープンキャンパス で,嶋田研の大学院生2名が来場する高校生向けに研究紹介を行います。

 
 
 
大学院生が学会発表を行います。

第54回複素環化学討論会(本郷) で嶋田研大学院生の長さんが学会発表を行います。 10月11日(土) [講演番号 3P-24(ポスター発表)] 新規含ホウ素多環芳香族炭化水素の合成と構造及び特性 ◯ 長 瑞季 ,田内 大喜,長谷川 真士,嶋田 修之

 
 
 

コメント


bottom of page